Interview
インタビュー
ハートフルホーム
建築部 課長
建築部 課長
藤木 貴之
あらゆることに柔軟な会社だからこそ、
責任感は大切
責任感は大切
2015年4月入社
どんなきっかけでハートグループを知りましたか?
私は当時新卒で就職先を探していました。地元の神奈川県で就職先を希望していたのですが、なぜか新卒ではなく中途採用サイトを見ていた時に、ハートグループの求人が目に留まったんです。最初はグループ内の繋がりもよく分かっていなかったんですが、HPで物件を見ていくうちに、直感的に「いいな」と感じたのを覚えています。
特に、湘南地域の開放的な空間づくりが、自分の好みとぴったり合っていたんです。一方でその他の選定要素についてはあまり考えておらず、あの時は「深く考えずに、まずは飛び込んでみよう!」という気持ちでしたね。
入社当時に感じたことを教えてください。
入社当時は、40代、50代の先輩方が多く、少し不安もありました。でも社内の雰囲気が良く笑顔になる場面が多くあり、優しい方ばかりだったのですぐに安心できました。今思えば、突然新卒が来たので、皆さんもどう接していいのか戸惑っていたかもしれませんね(笑)。
一方、優しさとは裏腹に、当時新人研修制度もなかったので、積極的に自分から動いて、見て覚えるしかなく1年目は少し大変でした。2年目の時に私と年齢の近い方が直属の上司になり、そこから具体的な業務を一から教えていただいて、成長スピードが格段に上がった感覚がありました。
例えば、建築する上では確認申請という業務があり、建築物を建てる上での制約条件などを学びます。この業務は最初の大事なステップで、当時の上司には設計する上で必要かつ効率的なプロセスの中で、色々と教えていただいたのを覚えています。
現在の仕事内容を教えてください。
現在は、設計部署の分譲企画設計課で課長を務めています。建売の設計はもちろん、内装等の仕様決めまで一気通貫で行っています。自らプランや仕様作成はもちろんの事、後輩の作成した図面のチェックやフィードバックを行い、教育にも力を入れています。
日々の苦労とやりがいを教えてください。
課長になってからは、プレイヤーとしての業務とマネジメント業務のバランスを取るのが難しいと感じることもあります。以前は、自分でどんどん進めればよかったのですが、今は全体を見ながら進める必要があるので、苦労することもあります。最近は、少しずつメンバーに信頼して任せるようにしていますが、内心不安な時もあります(笑)。
やりがいを感じる瞬間は、やはりお客様に喜んでいただけた時ですね。3年ほど前まで担当していた注文住宅では、お客様の喜びの声を直接聞くことができました。今は分譲住宅を担当しているので、直接お客様の声を聞く機会は少なくなりましたが、分譲住宅の場合、事業主に確認した上でですが、私たちの裁量で建物計画が決まるので、よりお客様の暮らしを想像しながら設計することが大切で、責任感とやりがいを感じています。
教育で気をつけていることは何ですか?
会社として明確な新人研修制度があるわけではないので、教育は上長の方針に任されています。私自身、入社当時は木造住宅の基礎知識などを学ぶ機会がなかったので、まずは後輩たちには木造住宅の部材の役割などを理解してもらった上で、見学や作業に取り組んでもらうようにしています。
私が経験した中で進むべき成長プロセスがありまして、後輩や新しいメンバーには段階に応じて、タスクを与えるようにしています。また、仕事を進める上では、「とりあえずやってみよう」というスタンスで、自由にやらせてみることも大切にしています。
もちろん、締め切りはきちんと設定し、責任感を持って仕事に取り組むことも教えています。後輩たちの自由な発想から、私自身も学ぶことが多く、良い相乗効果が生まれていると感じています。
会社の魅力は何だと思いますか?
ハートグループは、ルールが厳格化されすぎていないところが良いですね。例えば、大手企業のように企画住宅とかはなく、コンセプトに沿っていれば柔軟に提案を認めて進めていく風土があります。自由度が高く、自分のアイデアを活かして提案できる環境があると感じます。
またグループ企業ならではですが、私が所属する分譲企画設計課では、ハートフルステージ(HS)と密に連携を取れるところが良いですね。HSが仕入れてきた土地に対して、設計の視点から意見を出し、互いにより良いものを作っていく風土があります。HS側からの新しい視点や意見も参考にしながら、チームとして協力して仕事を進められる環境があるのは、他社にはないメリットかなと思います。
どんな人が向いていると思いますか?
「成長意欲が強い人」は言い過ぎかもしれませんが、主体的に行動でき、自由度が高い環境なので、柔軟に意見を聞いて活かせる人が向いていると思います。主体性とはあくまで自身の責任感を持って進めることであって、頑固に自分の意見だけを追求すればいいという事ではありません。責任感があるからこそ、様々な意見に耳を傾け、自分の引き出しも増やすことで、成長してくことが理想かなと思います。