Interview

インタビュー

永井 琴音
ハートフルホーム 
建築部 主任
永井 琴音
設計・デザインでよい住宅をつくりたい、
そのための成長機会は惜しみたくない
2021年10月入社

どんなきっかけでハートグループを知りましたか?

永井 琴音
私は第二新卒で入社したのですが、新卒で入社した会社は家から遠く通勤時間が長かった事が自分にとって大変だったので、家から通いやすい湘南エリアを軸に転職活動を行いました。その時期に転職サイトでハートグループを知りました。

入社の決め手を教えてください。

転職サイトに掲載されていた施工写真のデザイン性が他社よりも圧倒的に高く、その住宅へのこだわりに惹かれて応募しようと決めました。私は設計士としてのキャリアを求めていたので、自分がどのような物件の設計に関われるのか、自分の感性に合うような物件のデザインであるかは非常に重要で、ハートグループはその点優れていたと思います。
また、分譲住宅は設計士がコーディネーター業務も兼ねて仕様決めを行うため、学びの幅が広いと感じたことも入社の決め手の一つです。
ハートグループを知ってからは建築業界で働く上で「その街を好きでいる」ことの大切さを知り、湘南という街の魅力を感じるようになりました。

入社当時に感じたことを教えてください。

入社当時は、大手企業のように体系的な新人研修プログラムがないことに少し戸惑いを感じました。しかし、ハートグループは少数精鋭のチーム体制で、個人の成長を重視している会社です。そのため、新人教育よりもOJTを通して、実践的なスキルを習得し、いち早く戦力となることを期待されていると理解しました。
確かに、最初は不安もありましたが、上司や先輩社員が親身になってサポートしてくださり、良い意味でフラットな関係性で丁寧に教えていただき、安心したのを覚えています。今振り返ってみると、上司と一緒に目標を設定することで、早い段階で責任感が生まれ、自分の仕事に意味があると感じれたことは良かったと思います。また自身で設計案件を請け負うまでに必要な知識やスキルが学べる流れになっていたので、より早く成長できるプロセスだったと感じています。

現在の仕事内容を教えてください。

永井 琴音
現在は、分譲住宅の設計を担当しています。入社して2年が経った頃から自分の担当物件を設計させてもらえるようになりました。
入社後の2年間は、建築の実用的な知識を身につけるために確認申請業務を行い、ハートグループの住宅における仕様を覚えるためにプレゼン資料の作成などの業務を経験しました。
3年目からは実際に設計業務を担当しています。必要な知識の量が膨大で、最初は不安もありましたが先輩方のサポートのおかげで日々より良い住宅づくりができていると実感しています。
分譲住宅は注文住宅と比べて、1棟が完成するまでの期間が短く、より多く物件を担当することになっているので実務経験が沢山積めたため通常よりも早く設計士としてデビューできたのかなと思います。

日々の苦労とやりがいを教えてください。

苦労しているのは、やはり一級建築士の資格取得のための勉強との両立ですね。仕事で忙しい日でも、常に頭の片隅には試験のことがあって、勉強時間を確保するために、プライベートの時間を削ることもあります。でも、資格取得は自分自身の成長のため、そしてお客様により良い提案をするために必要不可欠だと思っています。だから、大変な時もありますが、モチベーションを維持しながら頑張れています。
また、現場が毎回違うので、今までの知識で補えない部分が出てくるのも苦労のひとつです。設計したものが実際に形になっていく過程を見るのはワクワクする一方で、現場で初めて直面する問題や課題に戸惑うことも正直あります。でも、だからこそ、その都度解決策を考え、実行していくプロセスにやりがいを感じます。先輩や職人さんたちに相談しながら、一つひとつ問題をクリアしていくことで、経験値が上がり、自分自身の成長を実感できます。
やりがいを感じる瞬間は、やはり自分で設計した物件が完成し、お客様から「デザインが好きで購入を決めました」と言っていただけた時ですね。先日も、完成したばかりの物件を見に行った際に、ちょうどお客様との立会いがあり、「デザインがいい、テイストがいい」と言っていただけて、本当に嬉しかったです。設計の仕事は、図面やパースを通してイメージを形にする仕事ですが、最終的にはお客様に喜んでいただくことが一番の目標です。自分の設計した家が、誰かの暮らしを豊かにする、そんな瞬間を想像すると、日々の大変な作業もやっていて良かったと思えます。

教育で気をつけていることは何ですか?

後輩の中には、ベトナム出身のCADオペレーターもいます。建築用語は難しいので、日本語でのコミュニケーションに苦労することもありますが、彼らはとても理解が早いので助かっています。
一方、日本の建築法規については詳しくないので、ただ結論を伝えるだけでなく、なぜそのように設計するのか、原理を丁寧に説明するようにしています。そうすることで、彼らも理解を深め、より良い図面を作成できるようになると考えています。

会社の魅力は何だと思いますか?

ハートグループは、湘南という地域に根ざした会社だからこそ、地域への貢献に対する強い思いを感じます。地域ごとに求められる間取りは変わっていくわけで、ハートグループはその点、長年の知識と経験が活かされた、多様なニーズにも柔軟に対応できていると思います。最新のトレンドを取り入れながらも、湘南らしい伝統的なイメージや価値観を大切にしたデザインを追求しています。
さらに、湘南エリア内でも、海に近い地域やその他の場所によって、そこに住む人々に必要な要素や、あったら嬉しいこだわりを丁寧に実現している点も特徴です。
ハートグループの職場環境で特に良いと感じているのは、その柔軟なワークスタイルです。小さな事ですが、お昼休憩の時間が決まっていなかったり、ライフスタイルに合わせた時間の使い方が比較的自由なので、自分のペースで仕事を進められます。
また職場の人たちは皆優しく、コミュニケーションが取りやすいです。これは、会社全体として人数があまり多くないことも関係しているかもしれません。

どんな人が向いていると思いますか?

チャレンジ精神旺盛で、積極的に行動できる人が向いていると思います。また、少人数のチームで仕事をするので、コミュニケーション能力も大切です。
しかし何よりも、湘南という地域に愛着を持ち、地域に貢献したいという気持ちがある人が一番重要かなと思っています。